2000年12月26日 火曜日 1曲目     さよなら / オフコース
2曲目     始まりの場所 / ゆず

いつもの様に中島啓江さん「♪マムチャーァアン!」するとまむちゃん「♪汽笛一せい新橋を・・・」の鉄道唱歌を・・・マム曰く「よく枕もとでオフクロが歌ってくれたヨ・・・で、おしまいは『横須賀』が歌詞に出てくるんだ」悠里サン「鉄道唱歌は全部歌うと一時間以上かかるそうだよ・・・歌ったダークダックスさんが途中で嫌になったそう」・・・
そんな「鉄道唱歌」を口ずさみながら、まむちゃんは今明治22年に出来た「横須賀駅」の前にいます。
この駅は「ホーム」から「改札」まで階段が無く、緩やかなスロープになっています。これは当時「天皇陛下」が横須賀駅にいらした時に「怪我」の無いようにとの配慮から・・・因みに当時一升のお米が11銭の時代に鉄道の3等席でさえ「39銭」・・・ナントも贅沢な乗り物であったのでしょう。

そして今日伺うお店はこれまたナント!1901年創業、丸一世紀続く「駅前」の時計屋さんデス。
まむちゃんお店に一歩入ると大きな拍手で迎えられ大喜び!実はこの地域・・・TBSラジオの受信があまり良いほうでない為「皆さん聞いてくれてるかナ?」とチョッと心配してましたが・・・それは全くの杞憂でした!面白く、楽しい放送は何処でも聞かれています、ハイ。

まむちゃんにとっても昔、ドラマのロケで何度も訪れた思い出の地・・・マム曰く「猿島から逃げてきた『タコ』のよう」な顔をした町会長と暫し「横須賀今昔談義」を・・・ここでは「スタジャン」でなく「スカ(須賀)ジャン」と言い『独自のファッション』が育ったこと・・・まだ一ドルが360円の時代は駐留米軍の人たちを相手に商売も景気良く賑わいを見せたそうデス・・・が、街の様子も一変し町内の古老・・・毒舌マム曰く「くたばりぞこないのジジイ、ババア」の皆さんも感慨深げ。

元建築屋さんで「削りたくなるような」顔のオジイサンにマム「俺に会うと長生きするよ」オジイサン「アリガトヨ!」ナントも洒落た口調は横須賀ッ子ならでは・・・今は「釣り」三昧の毎日だそう・・・美味しい魚を食べて長生きしてください!

さてこの時計屋さんも米軍の人達の時計修理で昔から繁盛。今や3代目でアノ「小田和正」さんと同級生のご主人が切り盛り。
リクエストもオフコース「♪さよなら」・・・そうデス、20世紀ともあと6日で「さよなら」です・・・

そしてお店には100年前から分銅で動き続ける古い「時計」・・・「コッチ コッチ コッチ コッチ・・・」と歴史を刻みつづけます・・・思わずマム「これは21世紀に残したい音だネ」・・・我々も納得納得デス。

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