2000年12月29日 金曜日 1曲目     王将 / 村田 英雄
2曲目     夫婦坂 / 都 はるみ

今年最後の放送・・・今日も録音を「ナマ風」に・・・
まむちゃん「いやぁー、もう今年も押し詰まったねェ・・・」悠里サン「そうだねェー」マム「年末にふさわしく明るく澄んだ空だネ」悠里サン「ホンときれいな青空ダヨ」・・・録音でも見事に100%言い当てたところはさすが?まむちゃんデス!

さて下駄の音を響かせながら今日は「錦糸町」駅のそば・・・S15年から続く「酒屋」さんです。下町の皆さんの元気な拍手に迎えられまむちゃんも上機嫌・・・そしてお店に入るや否やマム「オォ、この店のオヤジか?」・・・とマイクを向ければナント、人違い!この方、元「警察官」で今84歳・・・マム曰く「パリの地下鉄のスリ」のようなハンティング帽姿。関東大震災を体験され命からがら逃げ回った話を伺えました・・・
「おなかを空かしていた時、お巡りさんから貰った一つの『おむすび』が嬉しくて警察官になった」そうデス。いつまでもお元気で!

そうそう、忘れてました!!まむちゃんと同じS11年「ねずみ年」生まれの「りゅうじ」さんに「主人は俺!こっちだヨ、こっち!」と言われ、改めて挨拶か・・・と思いきや毒舌マム「俺と違って汚ったねぇネズミだなぁー」「洲崎パラダイスのような顔」と言いたい放題・・・それでも元気一杯の笑顔のご主人デス。
マム「景気はどうだぃ?」ご主人「良かった・・・事にしよう!『悪い、悪い』と言ってるともっと悪くなるからさァー」と。ご商売、本当にご苦労様です・・・

そして奥さんの「ひろみ」さんは群馬出身・・・ご自分で「『かかあデンカに空っ風』女房ヨ!」と言えばマム曰く「女優の『キリタチノボル』さんのよう」だと・・・ゴメンなさい・・・我々存じ上げません。

そしてご近所の石川せつさんは戦争を語り継ぐ、実は墨田区から委託され「戦災」の話を小学生に伝える「語り部」のボランティアを「老人会」の皆さんとしているそうです。
マム「皆、聞いてくれるかィ?」せつさん「防空頭巾の格好をするだけで皆、吃驚しています。また、当時焼け焦げて『立ったまま』亡くなった人の話・・・お母さんにおんぶされた赤ちゃんに火がついてしまい、それでも気づかず逃げ回る姿・・・そんな様子を一つ一つ話して『戦争の怖さ、恐ろしさ』を伝えています」と。「悲惨な戦争」・・・このことはぜひ、21世紀も「語り継いで」ください・・・愚かさを繰り返さない為にも。
そしてマム「『語り継ぐ』ためにも、みんな『長生き』しなよ!」と。せつさん「会えてよかった!良い男だねェー」・・・が、町内の男性が「でも、チョッと『太った』だけ!」マム「うるせえ!賞味期限が切れた奴らばかりのくせに」・・・するとご主人「うちの商品は賞味期限切れのものは無いヨ!!」ですって。
相変わらずの丁丁発止、台本の無い「ヨークマートミュージックプレゼント」は21世紀も続きます、ハイ。

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