昔、目蒲線（今、目黒線）の武蔵小山駅・・・踏み切り近くにある釣り竿屋さんに訪問の今日のまむちゃん。
その昔、東京大空襲で大被害に遭った場所・・・感慨ひとしおのマムでしたが・・・お店に近づくや否や・・・毒舌全開「汚ったない釣り竿屋だなぁー」だって。
そして、店に一歩入ると・・・またまた「中延ババアや小山ババアもいるなぁー。桐ヶ谷斎場にもうすぐ行きそうなのばかりだ」ですって・・・毎度スミマセン。

が・・・この店のご主人「柳家小三治さん似」の６０歳「国光」さんもマムの上を行く元気な江戸っ子！実はこのお店・・・売上の８割が今や「杖」なんだそう。３０年以上使える逸品・・・注文を受けてその人に合った杖を拵えるのだそうです。三段階にタタメて、持ち運び収納出来る杖もありマムもビックリ！

・・・で、マムお客サンに「この杖知ってた？」お客サン「それは、つえ（つゆ）知らず」・・・に、ご主人「この杖はつえー（強えー）味方だよ」ですって。
そして、そして・・・全てに竿作りの技術が活かされたこの杖・・・マムが「良い色ツヤをしてるねぇー」と感心すれば・・・ご主人「だからステッキ（素敵）って言うんだヨ」だって。
落語長屋のような竿屋さんでした、ハイ！

（リクエスト曲．村田英雄／無法松の一生．坂本冬美／凛として）