マムシ流 つれづれ草 第15回
【子どもの頃の遊びを通じての学びは、大人になってからの身を助くと心得よ!】
老若男女諸君! 元気で生きてるか!
暑いし、コロナは感染爆発だし、今年の夏も試練の夏だな。
でもね、明けない夜はない。みんなで力を合わせて乗り越えていこうぜ!
『GG放談』は、絶好調だぞ! この前は小さい頃の遊びについて話したんだ。聴いてくれたかい。
昔の子どもは、お金をかけないで知恵を出して遊んだもんだよな。おしくらまんじゅう、缶けり、鬼ごっこ、かくれんぼ、、メンコ、ベーゴマ・・・、懐かしいなぁ。
そんななかで、オレは兵隊ごっこや銭湯で処世術を学んだな。二等兵(斥候兵)から序列をあげるために目上の先輩に付け届けをしたりしたな。銭湯では、潜って遊んだりしてると倶利伽羅紋紋のオヤジに怒られたんだよ。そのオヤジに怒られないように「粗末なものですが」と言って桶にお湯を入れて差し出して、「おっ、気の利いたことするじゃねえか、ありがとよ」なんて誉められたりしてな、ハハハ。当時から役者としての演技を学んでいたと言ってもいいかもしれねぇな。
悠里ちゃんは、子どもの頃、金魚屋やいわし売りなどの物売りのモノマネをして遊んでたらしいよ。そうすると玄関からザル持って飛び出してきた近所のおばさんに「なんだぁ、悠里ちゃんだったの?」なんて言われて、お袋さんが謝ってたんだってよ。当時から声で遊んでたってわけだ。それがアナウンサーという仕事に結びついたんだよな。
現在、世の中で活躍している人たちは、皆、子どもの頃の遊びや知恵を活かしている場合が多いよ。まさに三つ子の魂、百までだ。だからの世の中の親御さんは、自分の子どもが興味を持ったり、熱中していることは、それがくだらないことでも、きちんと認めてああげることは大切だと思うな。
ここ数週間、ゲストとして登場していただいた、『駒形どぜう』のご主人、六代目・越後屋助七こと渡辺孝之さん。大相撲実況のレジェンド・杉山邦博さん、元NHKアナウンサー・宮本隆治さん(隆ちゃんは8月6日に登場だ)の面々も「好きこそものの上手なれ」で、ご自分の道を貫き通してきた、いぶし銀の技の匠といえる皆さんだよ。
渡辺さんの『駒形どぜう』は創業1801年。11代将軍・徳川家斉の時代から続く、老舗中の老舗だよ。家業といったって、もはや江戸文化を背負っているようなもんだから、いろいろとたいへんだと思うよ。さまざまなエピソードは興味深かったぞ。
杉山邦博さんは、昭和5年生まれ。御歳91歳で、まだ現役で相撲を評論しているんだから、すげえよ。収録の日も、前日まで名古屋場所に出かけていたんだぜ。大したもんだよ。
今回は名古屋場所の話が中心になっちゃったから、NHKのアナウンサー当時の数々のレジェンドである先輩アナウンサーとのエピソードも、今度ぜひ聞きたいね。
宮本隆治ちゃんは、『紅白歌合戦』や『NHKのど自慢』ほか、NHKの看板番組を背負ってきた、これまたレジェンドアナウンサーだよね。なんと杉山さんとはNHKばかりか、高校の先輩後輩にあたるんだよな。オレは以前、オレの生放送で、「宮本さんは、NHKを辞めてTBSへくる」って言っちまうという舌禍事件をおこして、うちの三太郎がNHKに謝りにいくということがあったんだよ、ハハハ。そんな話もしてるよ。
いずれの皆さんも、30分程度じゃ話し足りなくて、ぜひ、またお招きしたいよ。
詳細は、ぜひ『GG放談』でチェックしてくれ!
ここでオレの出演告知だ!
8月12日(金)は、午後1時から『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出るぞ。もう何度もお邪魔しているけど、今回は初めて、黒柳徹子さんと戦争の話をするんだ。ほぼ同世代の徹子さんとは共通の話題であり、とても重要な話題だからな。
そして、同じ日の夜8時からは『武田鉄矢の昭和は輝いていた』(BSテレ東)にゲストで出演するぞ。音楽評論家の湯川れい子さんと一緒にGHQ占領下の大衆文化について語るんだ。まぁこれらの詳細は次回のブログでも触れると思うけど、とりあえず楽しみにしていてくれ!
他にもいろいろな番組で戦争について語るからな。
そして、本日、8月1日の『マムちゃんねる』は、松岡ゆみこ、オレの親友・立川談志の娘の登場だ。ゆみこはいつも「マムちゃんと話すと、私が知らないパパのエピソードがいっぱい聞けるから楽しい」と好評なんだよ。オヤジ同様、長い付き合いだけど、とにかくダイナマイトな娘でな、いろんな話をするから楽しみに見てくれよ。
(構成・伊波達也)