マムシ流 つれづれ草 第26回
【2023年は「問答無用」は止め、「話せばわかる」の精神で!】
老若男女の読者の皆さん! あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申し上げます!
2023年もどうぞ、マムシ応援団として見守っていただけると幸いです!
というわけで、2023年こそ、いい年になるように、皆さんも祈ってくれよ。
この連載『マムシ流 つれづれ草』も1周年を迎えたというわけで、
また1年、オレの幅広い活躍ぶりをお伝えしていくので、よろしくな!
2022年はいろんなところへでかけて喋ったし、オンラインでもよく喋ったよ。
大晦日ギリギリまで仕事してたもんな。
まぁ、この年齢になって、健康で仕事ができるというのはありがたいことだけどね。
そんな2022年をいろいろ振り返ってもいいんだけど、
もう新年だからな。前を向いていくぞ。
新年の最初は、オレと同い年の里見浩太朗さんがゲストの『マムちゃんねる』から始まるぞ。里見さんは本当にお元気で若々しいよ。同い年のオレとしても元気をもらえる存在だよね。『マムちゃんねる』にぜひ出たいと言ってくれて、いろんな話をしてくれたぞ。
何しろ、俳優としてずっとど真ん中を歩いてこられた人だからな。興味深い話が、満載だったよ。まだまだ話し足りないと言ってくれたのが嬉しいかったな。
1月6日(金)午後7時半、テレビ東京の新春ドラマスペシャルで7年ぶりに時代劇をやるんだけど、里見さんは、その『ホリディ〜江戸の休日〜』に出演するぞ。大久保彦左衛門を演じて、大立ち回りにもチャレンジしたっていうからすげえよ。ぜひ見てくれよ。
『GG放談』は、1月7日が一発目だ。悠里ちゃんとオレで、お正月についての懐かしい思い出を語るぞ。ちょっと新年の挨拶には遅いけど、まぁ、松の内だからいいよな。楽しみにしてくれ!
そして1月14日の『GG放談』は、オレら同様、ラジオ界のレジェンドとも言える、遠藤泰子さんが来てくれたぞ。TBSでは悠里ちゃんの2年後輩だから、もう大台間近だっていうのに若々しいんだよ。
オレが土曜ワイドで世話になっていた頃と全然変わらねぇよ。んなわけねぇか、ハハハ。
永さんのこととか、もうオレたち以外、誰も話せねぇような話題が満載だからな。こっちも楽しみにして聴いてくれよ。
もうこの3人で話す機会なんて最後かもしれねぇしな、ハハハ。
『GG放談』と言えば、今、発売中の『週刊文春』の1月5日・12日新年特大号では、オレと悠里ちゃんが『文春ラジオ』という特集で対談しているんだ。ラジオのさまざまな話はもちろん、『GG放談』の話もしているから、ぜひ読んでくれ! 他の記事も充実してるぞ、さすが文春だ!
さて、そんなわけで2023年が始まったが、昨日までの嫌なことはガラガラポンして、新たな気持ちでいこうぜ。
一人ひとり、前向きに生きていくことが、世の中を良くするための何らかの力になると信じていた方がいいと思うよ。そして、人同士のコミュニケーションを大切にしてくれよ。
昭和7年、五・一五事件は、海軍の青年将校が首相官邸に乱入したクーデターだよな。当時の犬養毅首相が「話せばわかる」となだめようとしたのに対し、青年将校は「問答無用」と言って、犬養首相を殺傷する暴挙に出たのは有名な話だよな。
それから90年経った、今の世の中も何だか、政治にしろ、社会にしろ、人間同士にしろ、「問答無用」になっている気がするんだよ。一方的で、性急で、無茶苦茶やってるよな。
でもね、それは絶対にダメだな。そんなことを続けていたら世の中は滅びるぞ。
だから、今年は、「話せばわかる」の精神で、きちんと人の話を聞き、自分のことを伝える努力もお互いにしようじゃないか。そうすれば、きっと明るい2023年になると、オレは信じているぜ。
また、最後にいいこと言っちゃったな、ハハハ。 じゃあ、またな!
(構成・伊波達也)