マムシ流 つれづれ草 第32回

【新たな年度は、軽やかに明るくスタートせよ!】

 ジジイババア諸君! 元気で息してるか?、ハハハ。
 今日から新年度。新たなスタートは心地いいよね。
 オレは昨日、3月31日で87歳になったぞ。87年というと、ものすごく長い時間のような気がするし、あっという間の気もする。いろんな時代を味わってきたという点では長い時間だけど、毎日その日その日をオレなりに充実させて生きてきたから短い時間と感じる面もあるんだろうな。
 皆さんはどうだい。新たな年度始まりで、何か抱負はあるかい。
 抱負や目標を考えるには節目が必要だよね。そんな節目は3つあると思う。
 一つは元日、そして、年度初めと自分の誕生日だと思うんだ。まぁ、あとは人それぞれ、会社を変わったり、結婚したり・・・、人生の中での節目はいろいろあると思うけどな。
 まぁ、節目では、そんなことを少しでも考える機会にするといいな。オレは90歳へ向かう坂道を、意気揚々と軽やかで明るく、あいかわらずで生きていくぞ、ハハハ。

 3月の後半もいろんなことがあったよ。
 まず、これは誰もが2023年の10大ニュースの1位に挙げそうな、侍JAPANのWBC優勝だよな。東北放送の『サタディ・イン・ザ・パーク』では、ダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希を“東北3人衆"の活躍だという話をしたけど、その後、メキシコに土壇場の村上復活ヒットでのサヨナラ勝ち、決勝では、最後、大谷が、エンジェルスのチームメイト、マイク・トラウトを三振で抑え、アメリカを倒してドラマチックな優勝を果たしたもんな。2023年の前半3月に、日本国民を元気するきっかけを与えてくれた。本当に心からありがとうだ!

 『ミュージックプレゼント』では、5年くらい前に、お邪魔した葛飾区のクリーニング屋、『クリーニング光洋』さんにお邪魔した。オヤジと奥さん、そしてその息子夫婦が仲良く営んでる店なんだ。5年前は狭い店のなかにジジイババアを佃煮みてえに集めての放送だったけど、ジジイババアはいなくとも、それと変わりなく面白い放送ができたよ。
 ここのオヤジは福島出身、そして奥さんは山口出身なんだよ。
 世が世だったら、敵同士だぜ、ハハハ。
 この日は店に、ここの常連客でもある、柳家小袁治さんが来てくれたんだ。
 小袁治ちゃんは、小さん師匠の弟子、談志が小ゑんの時の弟弟子だ。だから、オレは、前座の柳家マコトの時から知ってるんだよ。いろんな思い出があるなぁ。
 この日もなぞかけをやってくれた。
「クリーニング屋さん」とかけて、「ドラフト会議」ととく。
そのこころは、「どちらもせんたくで苦労します」
 だってよ、ハハハ。
 だから、オレは「クリーニング屋だけに、水に流してくれ」と言っといた、ハハハ。

 4月の『マムちゃんねる』は、詳細すぎる取材による情報入手、そしてそれを絶妙にレポートしてくれる、“言葉のトッピングの魔術師"、スポーツコメンテーター・増田明美ちゃんが登場してくれた。マラソンやWBCのことはもちろん、ラジオの話、そして何より明美ちゃんが師匠と仰ぐ、永さんの話も満載で、盛り上がったからな。ぜひぜひ見てくれよ!
 そうそう、スポティファイ配信の『GG放談』だが、本日4月1日の配信をもって終了することになった。まぁ、始まるものはいつか終わるから、それはどうってことない。
 それにスポティファイっていうのは終わっても繰り返し聴けるようだから、それで楽しんでくれ。まぁ、悠里ちゃんとは引き続き、こんなこともあんなこともプライベートでいろんな話をするからいいよ。そっちの方が面白えかもな、ハハハ。
 終わるものがあれば、始まるものもある。というか、正確に言うと復活だな。
 コロナでお休みしていた『マムちゃん寄席』を3年ぶりに開催するぞ。その詳細は、4月28日に明らかになるので、みんな、楽しみにしていてくれ! じゃあ、またな!
 
おっと、紙媒体も忘れちゃいけねぇな。4月8日(土)には朝日新聞の『be』の『私のThe Best 』にも登場するぞ。内容は楽しみにしてくれ。これはデジタル版でも読むことができるからな。みんな読んでくれ。じゃあ、またな!


 


 

(構成・伊波達也)

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