マムシ流 つれづれ草 第35回
【“いじけない、いじをはらない、いじめない" の精神で、世の中を平和に!】
老若男女諸君! 元気でやってっか? 特に若者諸君は、五月病、大丈夫か?
新しい環境に放り込まれたと思ったら、ゴールデンウィークというインターバルがあって、心身ともにギクシャクしちまう時期だよね。でもな、慌てず焦らず、マイペースで行こうぜ。あなたはあなただよ。誰かと比較したって仕方ない。自分を生きてくれ!
「毎日をキゲン良く、自信を持って生きよう!」ということだ。
これはね、オレの新刊『70歳からの人生相談』(文春新書)の帯に書いてある文言だ!
5月18日発売だ。タイトルにあるように、70歳からとうたっているが、老若男女、誰が読んでもいいように、大所高所じゃなくて、オレの身の丈でいろんな相談にこたえているから、よかったら読んでくれ!
まぁ、この本のこともあるんだけど、先日は、インタビューを2本受けたぞ。
『週刊現代』と『ダ・ヴィンチWeb』だったかな。
まぁ、そのうち記事になると思うから、こっちもチェックして読んでくれ!
いつも通り、言いたい放題だが、また、いいことを言っちまったよ、ハハハ。
そこでも言ったんだけど、人生は「いじけない、いじをはらない、いじめない」ということを心がけていれば、いさかいごとは起こらないし、平和につながるってことだ。
平和といえば、やっぱり、地球を守るウルトラ警備隊だな。
先日、『ウルトラセブンツアー IN北海道「北へ還れ!」』という北海道でおこなわれた『ウルトラセブン』のファンミーティングに、リモートで出演したぜ。
現地では、モロボシダンこと森次晃嗣が出演して、『ウルトラセブン』第24話の『北へ還れ』の上映後、オレと対談したんだ。森次は北海道滝川市の出身。そして、『北へ還れ』はフルハシ隊員ことオレの故郷が、北海道という設定だったんで、こういうイベントになったんだ。本当のロケは、予算がないから八ヶ岳だったんだけどな、ハハハ。
『北へ還れ』は、なんたって、フルハシ隊員が主役の母子の情愛についての話だ。ストーリーについては、まぁ、皆さんご存知だと思うので、ここでは触れないが、今は4Kの画像になって見事だよ。昔の映像だと、ピアノ線が映ってたからな、ハハハ。
モロボシダンとの思い出、おふくろ役だった市川春代さん、妹役の山口奈々さんとのエピソード、満田かずほ監督、脚本・市川森一さんの話、『ウルトラセブン』での数々の撮影エピソード、撮影内外でやらかしたバカなこと・・・、いろんな話で盛り上がったぜ!
まぁ、とにかく55年経っても、まったく色褪せない感じでうれしいよ!
『ウルトラセブン』を改めて見てもらうと、今の世の中につながることも多いし、平和の大切さを考える機会にもなると思うよ。
5月3日には、日本司会芸能協会の『五月晴れだよ! 初夏の司会者大行進』にも行ってきた。オレは、協会の応援団長だからな。名誉会長の大木凡人、会長の穂高五郎、副会長の牧野尚之、そして口上で登場した日本演芸家連合副会長の柳家小さんの面々をはじめとする皆さんに久しぶりに会ってきたぞ。楽屋は老人ホームみてぇだったけどな、ハハハ。
応援団長として「みんな元気でがんばってくれよ」という思いを込めて、言いたいことを言ってきたぞ!
さて、『マムちゃんねる』は、三波春夫さんのものまねをはじめ、“元祖ものまね四天王"として一世を風靡し、今も大活躍中の、はたけんじちゃんの2回目だ。見てくれよ!
そうだ、5月16日、23日の2回にわたって『生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線』にも出演するから、聴いてくれ!
それから、5月13日の『デイリースポーツ』の芸能欄に、オレのインタビューが出ているから、手に入る人は読んでくれ!
さらに、『週刊アサヒ芸能』の取材も受けた。『シニア芸能人全直撃「俺の健康法」(仮)』というページになるらしい。こっちもそのうち出るからな。読んでくれ!
いやぁ、齢・87になっても、いろいろと声がかかってありがたいもんだ。
オレの人気は、ますますウナギのぼり、いや、“マムシのぼり"だ、ハハハ。
(構成・伊波達也)